今年の10月から実施される「軽減税率」については知っている方も多いと思うのですが、
それに伴って「軽減税率対策補助金」というのがあるのをご存知でしょうか。
飲食店を経営されている方にオススメの補助金となっていますので、
「そもそも軽減税率って?」「なにから備えたらいいの?」という方も
ぜひ読んでみてくださいね。
★軽減税率って?
消費税が10%に引き上げられる際、低所得者対策として食料品や新聞などが軽減税率(複数税率)の対象品目となり、税率が8パーセントのまま据え置かれることを指します。
また、イートインの飲食店は税率10%、テイクアウトだと税率8%など、とってもややこしい仕組みになっています。また、それに伴ってレジ機器も軽減税率に対応したものを導入usる必要があります。
<参考>スマレジ/まるわかり軽減税率 ⇒ https://keigen.smaregi.jp/
★飲食店の対策はOK?
最近では、iPadなどのタブレットをレジとして使用しているお店も増えてきました。
そうした、iPhone・iPadアプリを使ったクラウド型の<POSレジ>であれば、すでに軽減税率に対応したものや、アップデートを行うことで対応できるようになるものがほとんどなのですが、そうでないレジ機器を使っていると、計算の管理や、レシートの印字に支障が出てくることが予想されます。また、手計算などになるとスタッフの負担も大きくなってしまいますよね。
★軽減税率対策補助金の活用のススメ
そこで、活用できるのが軽減税率対策補助金です。
先述した<POSレジ>に対応した機器を新たに購入した場合に、レシートプリンターなどの周辺機器が、4分の1の価格で購入できる(※あとから4分の3が返ってくる)んです!
レジ機器用に購入したiPadは、なんと2分の1の価格に◎
◇流れとしては、通常価格で購入後、経営する店舗の情報や銀行口座などを申請すると、
あとから指定の口座へ補助金分が振り込まれる、という手順になります。
対象となる機器の購入時の領収書なども申請の際必要になりますので、必ず残しておいてくださいね。
最近では、リクルート社が提供する<エアレジ>や、株式会社スマレジの<スマレジ>など、さまざまなレジアプリが各社から提供されていますが、そうした企業が、申請を代行してくれるキャンペーンなども過去に行われていましたので、そうした情報もこまめにチェックしてみてください。
軽減税率に対応したオススメのPOSレジについても、追って記事にしたいと思います!
★対象期間と、申請の締め切り
機器の購入の対象となる期間は、2016年3月29日~2019年9月30日までの間となります。(※補助対象機器等を導入し、設置及び支払いが完了するまでの期間)
2016年3月29日以降に機器は入れ替えたけれど、申請はしていなかった!という方も、領収書などがキチンと残っていれば今からでも申請できるかもしれません◎
また、リースでの機器導入も補助金の対象となります。
※ 導入完了日(設置日)が補助対象期間内であっても、レジの購入日が2016年3月28日以前である場合は補助対象となりません。
※ リース契約を利用する場合は、リース契約日及びリース開始日が当該期間であることが必要です。
補助金交付申請の受付期限は、2019年12月16日《消印有効》です。
新たに開業や、機器の入替を検討している方は、この機会にぜひ補助金を活用くださいね。
※なお、食品や酒類を扱う店舗でないと軽減税率対策の補助金対象とならないため、一部の小売業等では補助金を利用できない可能性があります。主に、飲食店等で活用できる補助金となっています。
詳しい対象や、申請の方法については必ず公式ホームページをご確認ください。
軽減税率対策補助金 公式HP ⇒ http://kzt-hojo.jp/
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